2019年02月17日

Vol.65 「ちびうさ まいご!」

作 ハリー・ホース
訳 千葉茂樹 
光村教育図書

きょうは
ちびうさのおたんじょうび

大家族のちびうさです

たくさんのプレゼント
それにきょうは
ずっと行きたかった
ラビットワールドに行くのです
ママうさはピクニックの準備
家族揃ってでかけます

ラビットワールドは
広くていろんな乗り物があって
たのしい!
見開きのページをじっくり眺めると
細かいところが凝っていて
楽しいです
にんじんボートとか
スフィンクスがうさぎだったり
畑があったり(レストランなのかな)

でもちびうさはまだ乗れるものが
あんまりないので
つまらなくなってしまいました

そうこうしているうちに
ママとはぐれてしまいます

迷子って誰もが必ず
なったことがあるのかな

わんわん泣いている子もいれば
ケロッとしている子いて
(ムスメは後者・・・探し回って
やっと見つけたらひとりで
自分の歯ブラシを選んでいたことも)

ワタシはスーパーで
不安そうに泣いている子を
見かけると
つい話しかけてしまいます

ちびうさ一家は夕方からピクニック
大きなケーキもあります
(どうやってもってきたんだろう?)

おたんじょうびは
大きくなった気もするし
まだまだもっと大きくなろう!と
決心する日でもあるのかもしれません

この本を読んで
ムスメに
「またディズニーランドに行きたい!」とせがまれる羽目に・・・

posted by ちるにー at 10:00| Comment(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月11日

Vol.66 「ちいさい おおきな 女の子」

ウーリー・オルレブ 文
ジャッキー・グライヒ 絵
もたい なつう 訳
講談社

こどもって
いつでもおとなを
見返してやりたいと
思っているんだろうな

そう思わせてくれた
絵本です

幼稚園でも小さいほうの
ダニエラは
いつだって大きくなりたいと
思っていました

ある晩目が覚めると
ベッドからはみだすくらい
太って大きな女の子になっていました
見上げるほど大きかったはずの
おとうさんとおかあさんは
まだ眠っていましたが
ふたりがあんまりちいさくなっていて
ダニエラはふきだしてしまいます

お父さんとお母さんを起こして
世話を焼くダニエラ
その台詞が
まさにいつもダニエラが
お母さんに言われているであろう
そのままなので
笑ってしまいました

人形遊びをしているミーナの
独り言のような話をこっそり聞いていると
ワタシが言ったことがあるような
ことばがしょっちゅう登場します
思わず苦笑

だけど
からだがおおきくなっても
ダニエラはやっぱり小さい女の子

おとうさんとおかあさんが
会社に行ってしまったあと
たった一人で家にいると
だんだん不安になってきます

ひとりのお留守番の不安さが
「しーん」という言葉に
凝縮されています

もうひとりでお留守番できるように
なったミーナですが
幼いうちに水害・地震と
普通じゃない経験をしてしまった
彼女にとっては
まだまだ不安がいっぱいのようです

早く帰ってやらなくちゃ。

posted by ちるにー at 12:34| Comment(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Vol.64 「おとなって じぶんで ばっかり ハンドルを にぎってる」

ウィリアム・スタイグ 作・絵
木坂 涼 訳
セーラー出版

タイトルに惹かれて手に取ったら
またまたスタイグでした

表紙のおとこのこの
不機嫌なカオったら!

1ページにひとつ
こどもからおとなへの
苦言が
でてきます

いちいち的を射ていて
笑えます

ミーナはこれを読んでいるとき
ページをめくるたびに
「そう そう!」と
ニヤニヤうなずきっぱなしでした
確かに心当たりがワタシにも・・・

ワタシにも
これの『こどもって』バージョンなら
作れるんだけど・・・

こどもって、うるさい。
こどもって、大きな声で話したほうが勝ちだと思ってる。
こどもって、おぎょうぎがわるい。
こどもって、なんでもストレートにいいすぎ。
こどもって、大人をおこらせるようなことばかりする。
こどもって、手がきたない。
こどもって、おとなにしつもんばかり。
こどもって、時間をすぐ忘れる。
こどもは遊びにきりがない。
そのくせすぐばったりねちゃう。

こんなかんじかな?

ちょっぴり
こどもって、うらやましい。

以前 中原中也の詩に関する
新聞のコラムで読んだことがある
こどもは「おとなの小さい時代」ではなく
「こども」としてそこにいるのだと
おとなのためにいるのだと
なんとなく言いたいことがわかる気がした

ミーナがワタシの人生に現れてからは
ミーナのいない風景なんて
想像もできないから

ミーナはおとなとこどもどっちがいい?と聞いてみたら
「何かもらえるときはこども
怒られるときはおとながいい」・・・だって
ちゃっかりしてる!

posted by ちるにー at 12:09| Comment(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月04日

Vol.63 「うちの なまくらさん」

ポール・ジェラティ 作
せなあいこ 訳
評論社

前回に続いて
もう一匹のおりこうな
ねこのおはなし

いつだって
ごろごろしてるから
「ごろすけ」という名のねこ

わたしたちが いつみても
のらくら ねてばかり
だから ごろすけ って
よばれてるのよ

でも どんなねこにも
秘密があるんですって

みんなには なまくらさんと
思わせておいて

実は裏で大活躍のごろすけなのです

犬にいじめられている
子猫を助けたり

泥棒から家を守ったり

ネズミ捕りにかからないように
ねずみを救ったり

小鳥やリスにもやさしい

でも蛇や獰猛な鳥には
果敢に立ち向かう
ヒーローなのです

なんて素敵な
なまくらさん

コウイウヒトニ
ワタシハナリタイ





posted by ちるにー at 08:00| Comment(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月27日

Vol.62 「おりこう ねこ」

ピーター・コリントン 作・絵
いずむら まり 訳
徳間書店

ねこのシマシマは
まいにち ずーっと
まって まって まっていました
飼い主のフォードさんたちは
みんないそがしくて
シマシマにごはんをくれるひまもないのです

ある日シマシマは
もう待つのがいやになり
自分でキャットフードをあけて
たべはじめました

「こんなにおりこうだったなんて!」

フォードさんたちはびっくり

それからシマシマの暮らしは
すっかり変わりました

でも
おりこうになるということは
楽しいことばかりじゃないのが
次第にわかってきて・・・

自分でキャットフードをあけて
食べるねこと
昼間から日なたでいねむりしてるねこ
ほんとうにおりこうなのは
どっちなんでしょう・・・?

シマシマは本当におりこうです
今回のことでとても学びました

ミーナもこうして
失敗を繰りかえしながら
いろんなことを学んでいくのでしょう
自分でやってみて
選択していくのがいちばん
ワタシが先回りしてしまって
橋をかけておくと
そのことにきづかないまま
大きくなってから
大きな川に落ちるかも
大ケガをするかも

もうきっとシマシマは
どんなに待ちくたびれても
自分でキャットフードをあけて
食べたりはしないでしょう

おりこうなねこは
シマシマのほかにも
いっぱいいます
ほら きっとそこにも




posted by ちるにー at 08:00| Comment(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする